GOSATオゾンDIAL運用記録
(MOE, JMA/MRI, NIES, JAXA, Saga University)

観測日 2022年07月25日 認印
天 候 晴れ時々曇り
担当者 奧村浩 (佐賀大学)
佐賀上空パス GOSAT 1 GOSAT 2
× ×
運転形態 複数日連続運用(開始 ⇒ 終夜運転)
レーザ出力 1020 [mW]
FL SHOT数 [Shots]
作業内容 7月20日のNIES神さんからの指示で、ルミバード假谷さん、気象研究所の永井さんからの指示や指導を受けながら、以下の作業を行った。

==========レーザ出力調整作業
10:30 主電源ON
10:40 防塵ビニール取り外し
11:00 Q-SW Delay設定値確認、設定値の変更(7[μsec] → 9[μsec])
FHG設定温度確認、51.2[℃]で変更不要
11:50 トリガーをINT-INTに変更
11:55 2ω APM開始
12:10 2ω APM終了、出力確認して設定を保存、4ω APM開始
12:45 4ω APM終了、出力確認(1230[mW])して設定を保存、トリガーをEXT-EXTに変更
12:50 FL ON
12:55 Q-SW ON、レーザ出力値計測(Out→900前後→ローカルピークを作りながら全体的に下降し、300[mW]台で変動)
==========
14:20 スレーブパルスジェネレータ(ラック上側)のDelay設定値を変化させながらレーザ出力の計測を実施(初期Delay A=c-270[μsec])
【計測結果】
250 : 100[mW]台で変動
270 : お昼ごろの計測と同じ設定であるが、1100[mW]をピークとしてローカルピークを作りながら全体的に徐々に下降し、700[mW]台で変動、さらに低下しそうな動き
271 : 1130[mW]をピークとしてローカルピークを作りながら全体的に徐々に下降し、700〜800[mW]台で変動、さらに低下しそうな動き
272 : 1170[mW]をピークとして、1050〜1080[mW]の範囲内で変動、全体的な低下は見られず
273 : 1180[mW]をピークとして、1150〜1170[mW]の範囲内で変動、全体的な低下は見られず
274 : 1210[mW]をピークとして、1190〜1210[mW]の範囲内で変動、全体的な低下は見られず
275 : 1280[mW]をピークとして、1200〜1230[mW]の範囲内で変動、全体的な低下は見られず
269以下は、時間の関係で実施しなかったが、上記の傾向から、260台ではローカルピークを作りながら全体的に徐々に下降し、低い値で変動すると推測される。
==========
16:20 272に設定変更を決定、FL ON、Q-SW ON
16:25 ルーフカバー3箇所取り外し
16:31 観測ソフト起動、PMT高圧電源ON、電圧値確認
16:32 レーザ出力計測:1020 [mW]@266 [nm]
16:35 低高度用望遠鏡100%開口で観測開始
17:00 点検・確認後、作業終了

※レーザ出力の安定度をモニタリングするため、水曜日まで連続運転の予定